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イタリア番外編☆カフェcaffe'

イタリアでコーヒーと言えば、なんといってもエスプレッソです♪

イタリアでは、カフェcaffe'=エスプレッソespresso。

間違ってアメリカンコーヒーを頼むとポットに入ったお湯とエスプレッソが出てきます。

(割ってのむのですが、味は・・・。)

紅茶を頼んでも、ポットとスーパーに売っているティーパックが出てきます。

今でこそ、大都市には普通のアメリカンコーヒーを出している若者向けのお店も出てきましたが、どこのお店に入っても注文できるのはエスプレッソばかりです。

スターバックスもありません(ドイツやフランスにはあります)。

甘くないクリームやココア、シナモンを入れたり、牛乳の種類や量を変えたりとアレンジはありますが、カフェはカフェ。アイスコーヒーもありません。

代金は立ち飲みか椅子に座るかで変わってきますが、0,8ユーロ~高いお店で3ユーロほど。

とても苦いですが、慣れるとくせになる味わいです。

私が一番好きだったのは、カフェ・シェケラートという、冷たいカフェで(2枚目の写真)、カフェと氷をシェイクしてつくったものです。

そしてイタリア人の朝ごはんは、このカフェに合わせて、クッキー、もしくはブリオッシュ(中にジャムやチョコレートが入っています)、タルト(1枚目の写真)という甘い組み合わせばかりです。

このおいしい習慣がすっかりとしみついてしまった私は、帰国してからも数年間は、朝食にコーヒーと甘いものを食べないと気が済みませんでした。

2枚目の写真はジェノヴァgenovaで撮ったもので、カフェ・シェケラートと一緒に写っているのは、有名なヴェルディという作曲家が、毎日のように通って食べたといわれるブリオッシュです。

当時のものとレシピは変わっていないそうで、同じものを食べていると思うとなんだか味わい深いですね。

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